火力発電所の事を知ろう
火力発電所は、石油や石炭または液化ガス等を燃焼させて得られる
熱エネルギーで水を蒸気にし、それでタービンを回し機械エネルギー
に変換し、そのタービンにより発電機を回転させ電気エネルギーに変換します。
そのうち、蒸気の流れは、燃料の熱エネルギーをボイラーで水を蒸気に
変え、それを加熱器で過熱蒸気にし、タービンに送り回転力を得る。
使用した蒸気をさらにボイラに戻し、再熱器でもう一度過熱して
低圧のタービンに送られる。そこで低圧、低温になった蒸気は腹水器に
送られ冷却されて水になる。この水は給水ポンプでボイラに送られるが
途中、給水加熱器によって温度を高められてボイラに戻る閉サイクル
を繰り返します
↓過程↓
エネルギー源→熱エネルギーで水を蒸気に
→蒸気を機械エネルギーに変換→電気エネルギーに変換
→送電
熱エネルギーを機械エネルギーに変換し、さらにそれを電気エネルギー
に変換して発電するのが火力発電所の特徴です。
ちなみに、火力発電所の寿命は大体、15から30年程度だそうです。
豆知識
関西電力は火力発電所の部類に入り、液化天然ガス(LNG)を使っています
原子炉について
我が国で採用されている原子力発電所の原子炉は主として沸騰水形(BWR)及び加圧水形(PWR)の2種類です。
原子力にはポンプ・腹水器・タービン・発電機・浄化装置・制御棒・燃料・加圧器・原子炉容器・格納容器等があります。
一般に原子炉で有名なのは、もんじゅ(高速増殖炉)が挙げられます。これは熱エネルギーを発生すると同時に
消費される燃料よりも多くの燃料が生産されるのです。よって減速材(黒鉛や軽水)は必要無くなります